僕のワンダフル・ライフ 紹介
今日は映画「僕のワンダフル・ライフ」を紹介します。
今まで、見たいとは思いつつなかなか見ることが出来なかったのですが、ようやく見ることが出来たため、紹介します。
この作品は、犬「ベイリー」が、生まれ、犬生を全うし、生まれ変わる中で、犬生の意味、目的を見つけていくという作品です。犬と人との種を超えた絆が描かれています。
まず、感想ですが、「泣ける」の一言に尽きます。
この一言で終わっても良いくらいですが、せっかくなので、少し補足します。
まず、安心していただきたい要素として、「犬を不幸な状況に陥らせてから、幸せにするというシナリオで泣かせてくる作品」ではありません。私は、このタイプの作品であったらどうしようという懸念の元、この作品を見ることが出来ていませんでしたが、この作品はあくまで「犬と人との絆によって泣かせてくる作品」でした。いくつか可哀想に思えるシーンはありますが、あくまでシナリオ上必要不可欠な範囲に留まっており、必要以上に犬を可哀想な目に合わせるような映画ではありませんでした。また、この作品は、ベイリーの一人称視点で物語が進むことから、全体的にコミカルな雰囲気となっています。そのため、「可哀想…(涙)」となることはありませんので、ご安心ください。
次に、シナリオ、構成が非常に良い作品だったのが印象的でした。話の展開、表現、まとめ方が良いのはもちろんのこと、100分という短めの時間でまとめられていること、集中力が切れてくるようなタイミングで場面の切り替えがあること、上記の通り犬の一人称視点でコミカルに進むので見ていて疲れないことなど、素人目に見てもさまざまな工夫がなされていました。総じて、非常に見やすく、かつ面白い作品になっていました。
それと、とにかく出てくる犬が可愛いです。作品の中で様々な犬が出てきますが、全員もれなく可愛いです。とにかく可愛い。可愛すぎる。とてつもなく癒されます。疲れた現代人にとってはオアシスのような映画でした。
このように、癒され、泣け、さらには楽しめる作品でしたので、見て後悔することは無いかと思います。皆さんもぜひ見てみてください。
ご清覧ありがとうございました。