人生は「自分育成ゲーム」
最近、「自分育成ゲーム」なのではないかと感じた。
何のことか分からないと思うので、ポケモンで例えて話そうと思う。
自分は今、子供ではないが、人として成熟しているとはいえないため、リザード(※ヒトカゲの進化系)だとする。
リザードンに進化するためには、レベルを上げる必要がある。
レベルを上げるためにはどうしたら良いか。
レベルの高い相手と戦い、勝利することである。
当然ながらレベルの高い相手を倒すのは大変だし、倒すまでに自分の体力も相当削ることになる。しかし、だからこそ多くの経験値を得ることができる。
これをせずに、いつまでもトキワの森でキャタピーを倒していたらどうか。
これではいつまでもレベルは上がらない。せいぜい1つの部分の努力値が上がるだけである。
人生もこれと同じことが言えるのではないかと思う。
大変なこと、面倒なことをやり切った時にこそ、たくさんの経験値がもらえ、レベルが上がる。
それをせず楽なことや、ルーチンワークだけをこなしていれば、いつまで経っても経験値が貰えず、レベルが上がらない。
また、大変なこと、面倒なことをする際、「たたかう」ことが重要である。いやいやこなすというのは、気持ちの面で「にげる」を選択していることから、経験値がもらえなくなるからである。
明らかに自分の身には余ることが起きた場合は、他の人に頼ることも重要である。進化レベルに達していないリザードでは、シバのイワークには勝てない。素直に他のポケモンに交代するのが得策である。交代しても、経験値の一部はもらうことができる。
最近仕事が忙しくなってきて、気が滅入りそうになることが多かったのだが、これに気付いて、気持ちで「逃げる」ことをやめた。
レベルが高い相手に勝つのが大変なのは当たり前なのだから、戦い方を工夫したり、仲間に頼ったりして上手く倒して行こうと思う。
もっとも、自分の体力を見誤って瀕死になってしまうと本末転倒であるため、自分の体力と相談しながら頑張っていきたい。