まめもやしの成長を見守るブログ

日記だったり読んだ本だったり

ピリ辛野菜ラーメンを食べた

今日はお昼に中華料理屋に行った。

好物の「もやしそば」を食べようと思い、店に入ったのだが、注文する直前に「ピリ辛野菜ラーメン」なるメニューが見えた。

少し迷ったが、頼んだことのない「ピリ辛野菜ラーメン」を頼んでみようという結論になった。

仕事のことを忘れてぼーっと過ごしていると、しばらくして「ピリ辛野菜ラーメン」が提供された。

 

赤い

 

それが一目見た印象だった。「ピリ辛」という可愛らしい名前からは想像がつかないほど赤い。

おそるおそる一口麺を啜ってみる。

 

辛い

 

激辛とまではいかないが、少なくとも「ピリ辛」ではないと思った。下が痺れ、汗が吹き出している。何杯も水を飲みながら食べた。

誤解を生まないように言っておくと、味は素晴らしく美味しかった。スープは辛いだけでなくしっかりとコクがあり、野菜の味がしっかりと引き立てられていた。

しかし、「ピリ辛」ではなかった。主観的な感じ方で命名するなら「ビリビリ辛」である。

 

全部食べ切ったところで、ふと「蒙古タンメン中本(カップ麺のもの)なんて全然辛くないっすよ!」と昔言っていた後輩を思い出した。辛さの尺度は人によって大きく違うのだと言うことに気付いた。

自分にとっては「ビリビリ辛」であっても、この店からすれば、「ピリ辛」レベルなのだ。

 

これは辛さに限らない話である。「ピリ辛」のように、擬音、ニュアンスを表現した言葉は、直感的にわかりやす部分がある反面、人によって感じ方が違うことから、誤解を生む可能性がある。こうした表現をする際は、相手と自分の感覚が近いものであることを確認した上で使うことが好ましい。記事を書く際も、こうしたことに配慮する必要があるだろう。

 

ここまで書いて、中華料理屋のメニューの書き方に不満を言っているような書き方になってしまっているので釈明しておくと、これは私の文章力がないだけである。実際の食事中の脳内は「辛っ!美味っっ!ピリ辛というには辛すぎるwwwでもめっちゃ美味いwww」といった感じだった。ピリ辛と記載されていることと実際の味との個人的に感じたギャップを、感じたとおり面白く書こうと思ったのだが、やはり文章で伝えるのは難しい。

誤解を招かずに、楽しさをそのまま伝える文章力を付けていこうと思った。