【将来が不安な人必見】スタートライン 紹介
「将来の不安」とかけまして「ライオンの群れの側に来てしまったシマウマ」と解きます。
その心は
どちらも「突如、かられる(駆られる、狩られる)」でしょう。
こんにちは、まめもやしです。
今回は、読めば将来への不安が軽減する本、喜多川泰先生の著書「スタートライン」を紹介します。
今回のポイントは以下のとおりです。
- 五年後の自分の可能性
- 未来の空白を何で埋めるか
- 夢とは何か
1.五年後の自分の可能性
この記事を読んでくれているあなたはどんな人でしょうか。
タイトルに【将来が不安な人必見】とつけているので、将来が不安な人だったり、自分の活躍する未来を描けていない方が多いかもしれません。
そして、そんな方は、自分に自信がないかもしれません。
自分がいなくなっても、世界は何も変わらない
そう思っていませんか。
今の自分に出来ることだけで、自分を判断してはいけません。
人間は、たった1つのきっかけで大きな変化を遂げる生き物であり、数年後のあなたがどのような成長を遂げているかは誰にもわかりません。
将来成長したあなたたちが、多くの人を幸せにしている可能性があります。
この本では、こうしたことを説明したうえで、このような言葉を使っています。
「五年後の自分の可能性を舐めるなよ」
自分には他人を幸せにする力などないと思っている人もいるかもしれません。
しかし、今私はブログを読んでもらえて大変喜んでいます。
つまり、現時点であなたは、顔も名前も知らない1人の他人を幸せにしているのです。現時点でできているのだから、将来はもっと多くの人を幸せにしているに違いありません。
2.未来の空白を何で埋めるか
未来のことは分かりません。なぜなら、未来はまだ決まっていないからです。そういった意味で、未来は空白だと言えます。
世の中の人間は2種類に分かれます。
その空白を「不安」で埋める人と「希望」で埋める人です。
「不安」で埋める人は、安定することを望んで行動します。しかし、生きていれば想定外のことは起こります。安定を求めて行動してきた人は、想定外のことをマイナスな感情で捉え、〇〇のせいだと人のせいにします。
「希望」で埋める人は、挑戦する道を選びます。想定外のことが起こっても、なぜ想定外のことが起こったか分析し、再挑戦します。それにより、人生の学びを得るのです。
この本では「やりたいことに挑戦する勇気を持った人にとっては、未来には楽しいことで溢れた毎日が待っている。」と言っています。
これは私の思ったことなのですが
学生の頃の私たちは、今よりもやりたいことに挑戦していたことが多かったと思います。たとえば、部活で目標を定めて挑戦したり、行きたい高校や大学を見つけて必死に勉強したりしたのではないでしょうか。他にも恋愛や就活などでも様々な挑戦をしたと思います。
しかし、小さなことから大きなことまで、たくさん失敗してきたと思います。
それによって挫折し、だんだんと挑戦することが減っていったと思います。
ただ、挑戦している間はワクワクする気持ちがあったのではないでしょうか。夢中になって挑戦して、それが楽しくて仕方ないことがあったのではないでしょうか。
この本のいうとおり、挑戦することで未来は楽しくなる部分があると思います。失敗したらその分悲しくなるという人もいるかもしれませんが、結果だけ見れば失敗であっても、何事も頑張った分実力はついており、必ず違った形で成功を運んできてくれます。
失敗を恐れず挑戦する気持ち、失敗を失敗として片付けず、そこから何かを学ぶ気持ちを持って生きていくことが重要なのだろうと思います。
3.夢とは何か
夢≠職業
将来の夢はなんですか?と聞かれた時、多くの人は特定の職業を答えると思います。
でも、はたして本当に「その職業になること」が夢なのでしょうか。
たとえば、将来の夢は野球選手だという少年がいたとします。彼は本当に野球選手になりたいのでしょうか。
野球選手にも、トップスターの選手がいれば、2軍で必死に努力している無名の選手もいます。しかし、彼はおそらく前者しか知らないでしょう。
この例でいえば、彼は「野球選手」という職業を通じて「トップスター」になりたいのではないでしょうか。
他の職業でも同様です。
医者になりたいという人がいたとして、彼の本当の思いは、医者という職業を通じて「たくさんの命を救える人になりたい」というものかもしれません。
この、職業を通じて「何がしたいか」こそが夢なのです。つまり、職業というのは夢を叶えるための手段にすぎません。
上の医者になりたい人について考えてみましょう。
「医者」になりたい、要するに「職業」を夢にしてしまった場合、医学部に落ちてしまえば二度と夢を叶えることができないことになります。
しかし、医者という職業を通じて「たくさんの命を救える人になりたい」という場合はどうでしょうか。医学部に落ちたとしても、薬学部にいって将来製薬会社で活躍したり、栄養士の資格を取ってたくさん美味しくて健康なメニューを開発したりと、別の手段で夢を叶えることができます。
1つの手段で失敗したら、別の手段で夢を叶えれば良いだけなのです。
そして、夢を叶えるために必要なことはたった1つ
目の前の全てに本気で取り組むことです。
やりたいと思うことにだけ本気を出すという人がいます。こうした人たちは、自分のやりたいことに関係あることは「いる」、関係なさそうなことは「いらない」と判断して切り捨てています。
こうした人は、そのうち本気でやるかどうかの判断基準が「面倒かどうか」になります。
そうして何かと理由をつけて、全てのことに本気で取り組まなくなってしまいます。
しかし、本気でやれば全てが面白いのです。本気でやるからこそ楽しいと思え、夢が湧いてくるのです。
そして、本気でやっている人の周りには、必ずその夢の実現を応援する人が現れます。
本気でやるからこそ、奇跡のような出会いが生まれ、そうしたきっかけによって大きく成長し、夢を叶えることが出来るのです。
とこのようなことが書かれています。
2の最後に自分の意見を書いたつもりだったのですが、ここまで書いてみて、この本の3の内容をもろに受けた意見だったと気付きました。少し恥ずかしい。
恥ずかしいですが、拙くとも自分で考えた意見というのは重要だと思うので、消さずに取っておこうと思います。
まとめ
以上、喜多川泰先生の「スタートライン」の紹介でした。
書きどころを見失ってしまったのですが、この本は高校生達の甘酸っぱい青春ストーリーで書かれているので、自己啓発本はちょっと苦手という人にもぜひ読んでもらいたい1冊です。
ご清覧ありがとうございました。